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熊野三山歴史講座【平成29年2月23日(木)開催】(2017/01/17)

熊野三山協議会主催の歴史講座を下記のとおり開催します。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます(※入場無料)。

  • 日時:平成29年2月23日(木) 午後2時30分~午後4時
  • 場所:世界遺産熊野本宮館多目的ホール(田辺市本宮町本宮100番地の1)
  • 講師:鳥羽 重宏 氏 (城南宮宮司)
  • 演題:『熊野詣の 始め と 終わり、その しきたり』

講座要旨

藤原定家の記録が残る後鳥羽上皇の建仁元年の熊野御幸で、一行は10月5日に鳥羽殿を出立します。けれども上皇は9月30日に鳥羽殿の御殿に入りました。この間どのような準備をしたのか、そのしきたりを様々な記録から探るとともに、復元した出立の儀式の映像をご覧頂きます。さらに、念願の熊野詣を終えて無事に鳥羽に戻って行った、道中守護の護法を送る「護法送り」や稲荷奉幣の移り変わりを紹介し、人々が熊野詣に掛けた思いを探ります。

講師略歴

鳥羽 重宏 氏鳥羽 重宏 氏(とば しげひろ)
城南宮宮司
昭和40年3月18日京都府生まれ。京都大学文学部卒業後、國學院大学で神職の資格を取得し、平成元年に伊勢の神宮に奉職。平成7年より、熊野詣出立の地である鳥羽離宮に鎮まる城南宮の禰宜を務め、「南紀熊野体験博」のプレイベントとして「熊野詣出立の儀」を再興。平成13年に父祖の跡を継ぎ宮司に就任し現在に至る。著書に『天照大神と天の岩戸開き図鑑―描かれた神々の物語―』、共著に『鳥羽離宮跡を訪ねて』。

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